水のようにしなやかに、炎のように情熱的に...雪に咲く不思議な花のように、エリーフは人々の心に遠き異国の夢を呼び覚ましてくれる。その舞は幾多の魂を魅了してきた。彼女の加入により、諸国を巡る流浪商隊には一層の華やかさと幻想が添えられた。
他の商隊のメンバーとは違い、エリーフは立ち寄った街に商隊が再び訪れる日まで留まった。住民達は彼女の来訪をいつも心待ちにしている。それは彼女の美しく幻想的な舞を楽しめるからだけでなく、その明るく気さくな人柄によるものでもあった。しかし、彼女は滞在中にいつも、人知れず何かを調査しているようだ..
エリーフの舞は遥か昔...まだ世界が雪と氷に覆われる前から伝わるものだ。彼女にとって舞踊とは、美を表現する手段であると同時に、忘れ去られた物語を語り継ぐための儀式でもある。
さらに、その舞に戦いの技も融合させている。手にした二振りの曲は、まるで銀白のリボンのように軽やかに宙を舞い、一歩一歩が幻のように予測不能な斬撃へ繋がる。その華麗かつ不可思議な戦闘術こそ、彼女が危険に満ちた氷原を、誰よりもしなやかに駆け抜けられる理由だった。
数年前、エリーフの故郷に招かれざる客が訪れた
。「彼女」の出現と同時に、村の子ども達は奇妙な病に侵されていった。その中には、エリーフの妹ダフニーもいた。発症した子ども達は、まるで呪われたかのように凶暴で血に飢えた衝動に支配された。エリーフは妹を連れ、治癒法を求めて故郷を後にした。
今、ダフニーはミアの依頼を受けたフレンダーによって保護されている。病を完全に治すことはできないものの、なんとか病状は安定させられていた。一方、エリーフは今も尚、平穏な日々を奪った元凶を追い続けている。「あの女」の中に、病を断ち切る答えがあると信じて。
フレンダーの診断によれば、ダフニーの病は「血月症」と同じ起源を持っているという。ただ違うのは、血月症には肉体の変異が見られないことだ
。ダフニーの病は精神を蝕むと同時に身体能力が向上し、寒さへの耐性も強まっていた。フレンダ一の推測によると、あの「訪問者」こそ、かつてニヴルヘイムの事件を引き起こした張本人ではないかという
エリーフは今でも「彼女」の姿を忘れていない。
白い衣を纏い、冷酷な白銀の仮面で素顔を隠していた。その特徴を聞いたフレンダーは、ある日友の名を思い出す。かつての学友にして、異端者とエリーフは今でも「彼女」の姿を忘れていない。
白い衣を纏い、冷酷な白銀の仮面で素顔を隠していた。その特徴を聞いたフレンダーは、ある旧友の名を思い出す。かつての学友にして、異端者と呼ばれた「カイシャー」…人体改造に心血を注ぎ、人類を極寒の新世界へ適応させようとしていた。
しかし過激な思想ゆえ学界から排斥されたという噂によると、カイシャーはパエトーンと手を組み支援を受けているという。もしそれが本当ならば、パエトーンの庇護によってエリーフの追跡はより困難となる。だがフレンダーは知っていた。エリーフは決して諦めないと。
|
星 | 階級 |
兵士レベル 1 | 兵士レベル 2 | 兵士レベル 3 | 兵士レベル 4 | 兵士レベル 5 | 兵士レベル 6 | 総計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 |
|
|
5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 15 | 40 |
|
|
15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 40 | 115 |
|
|
40 | 40 | 40 | 40 | 40 | 100 | 300 |
|
|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 600 |
目も眩むような舞で周囲の敵を惑わせ混乱状態にする。1秒持続。同時に自身の回避率が10/15/20/25/30%上昇。5秒持続。
神出鬼没の刃で標的を斬りつける。攻撃力100/110/120/130/140%のダメージを与え、対象を混乱状態にする。1秒持続。
軽やかな舞踏を取り入れた戦技で敵を翻弄する。回避率が7/10/13/16/20%上昇し、通常攻撃時に7/10/13/16/20%の確率で対象を混乱状態にする。1秒持続。
ヴェールを舞わせ、敵の刃を絡め取る。敵軍全体の攻撃力を5/10/15/20/25%低下させる。
異国の戦陣を氷原の戦場に応用する。味方全部隊の攻撃力が3/6/9/12/15%、防御力が2/4/6/8/10%上昇する
エリーフのリボンが舞い、配下の盾兵の攻撃時に幕を編み上げる。自身の攻撃力の6/12/18/24/30%のシールドを得る。1ターン持続。